ブルックスカレッジ

2017.04.20

レース

ついやってしまうマラソン大会での補給ミス!その事前対策と当日対策

ついやってしまうマラソン大会での補給ミス!その事前対策と当日対策

フルマラソンの場合、その多くは5kmに1回の間隔で給水所が設けられています。補給のタイミングとして、ペースを測る目安としてほとんどのランナーが利用するわけですが、水やスポーツドリンクだけの給水所があれば、バナナや各種フルーツが用意されてあったり、パンや麺など固形物が置いてある給水所もあります。
給水所はランナーにとって命綱とも言える場所ですがミスやトラブルがつきものです。その要因と対処法をお伝えします。



目次

  1. どうして補給ミスが起きるのか?
  2. 補給ミスに対応する「事前対策」と「当日対策」

どうして補給ミスが起きるのか?

多くのランナーが陥りやすいミスは「取り間違い」と「取得ミス」そして「計算ミス」です。


取り間違い

スポーツドリンクが欲しかったのに水を取ってしまったなど、間違ったものを手に取ってしまう「取り間違い」はよくやってしまうミスです。 走り疲れた身体で紙コップの中身をよく見ずに取ってしまい、飲んでから気付くということはよくあります。


取得ミス

物理的に補給物を取れないことを指します。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。
スタート時の混乱も終わると、ランナーは道路いっぱいに広がり、思い思いのペースで走り続けます。しかし、給水所近くになるとばらけていたランナーが一気に群がってきます。
“走ったままボトルを取る!”そんな光景は一部の速いランナーだけです。ほとんどの市民ランナーは、まるでバーゲンセールにでも来たかのように給水所に群がります。足を止めて飲み物を選んでいるランナーもいれば、歩きながら給水するランナーもいます。なかにはエネルギー補給に行き過ぎてしまったため逆走するように戻ってくるランナーもいます。 そういった非常に混雑し接触もおきやすい環境なので給水所では「取得ミス」がおきます。


計算ミス

次の給水所でエネルギー補給をしようと思っていたけど、給水所の食べ物がなかったという思い違いで補給プランが崩れてしまうこともあります。 そんな「計算ミス」がおこると、フルマラソンを走りきるのに必要なエネルギー量が不足したまま走り続けなければいけない事態を招きます。
計算ミスはボディブローのように後から効いてきます。


補給ミスをするとどうなるのか?

フルマラソンを走ると、2000kcal〜2500kcalが消費されます。これは成人男女が1日で必要とするエネルギーと同等の量です。これほどのエネルギーを数時間で使い果たしてしまうことからもマラソンはハードなスポーツであることがわかります。
適切に補給しないで走っていると、途中で水分やエネルギー補給が足りなくなり、身体的な「エネルギー切れ」を起こして走れなくなってしまいます
また補給ミスは、気温、湿度、天候、装備の影響とも合間って、熱中症、脱水症状、低体温症などを引き起こします。


我先にと人が集まる給水所はミスとトラブルの集積所です。焦り、イライラといった精神的なダメージを受けやすい場所ですが、補給ミスをすると後々肉体的にもダメージを負うので落ち着いて補給をおこないましょう。


補給ミスに対応する「事前対策」と「当日対策」

補給ミスをしないようにする対策としては「事前対策」「当日対策」の2つがあります。


事前対策

どの場所にどのような補給物が用意されるのかは大会HPや大会案内などに記載されている場合が多いので、事前にチェックしておくとレースプランの構築に役立ちます。「ここは水だけだっけ?」「バナナがなかった…」そんなケアレスミスを防ぐことが出来ます。
何kmごとに給水所があるのか、どこで何が用意されるのか、どこでどれだけ摂取する必要があるのかなど、自分なりのプランを立ててみましょう。 初めてでよく分からない場合は、経験値の高い先輩ランナーに聞くことも大切なことです。普段の練習時に5kmに一回の間隔で補給するクセをつけることもオススメです。


当日対策

給水所は混雑しますので、思った通りの補給が出来ない場合があります。そんな時に有効なのが、エナジージェルなどを自前で用意して持って走ることです。
何かあった時の緊急用や、ここ1番の“喝”を入れるためなどに補給食を持って走るランナーは多くいます。 エナジージェルなどの携帯は補給ミスをしても焦らないための対策としても有効です。


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