BROOKS STANDARD vol.1 DJ MAAR

TRIAL編

スタンダードの原点には、常に新しいインスピレーションと揺るがないマインドが存在する。
ランニングシューズのスタンダードを創ったBROOKS(ブルックス)が選ぶ“時代を切り拓くひと”。枠におさまらず自ら道を切り拓き、新たなスタンダードを生み出す彼らにとっての“走る”とは。
本企画ではそれぞれの走ることとの関係性を深掘りながら、BROOKSのシューズの魅力を体感してもらう。第一弾となる今回は、『DEXPISTOLS』や『Fake Eyes Production』などでの活動を通して、日本のみならず世界のクラブシーンに風穴を開けた、DJ MAARにフォーカス。REVEL(レベル)とGHOST 10(ゴースト10)、それぞれ異なるシューズで走ってもらい、シューズから受けた感覚について話を聞いた。

DJ MAAR

DJ/リミキサー/プロデューサー。16歳でHouse DJとしてキャリアをスタートし、若干18歳にして当時の伝説的ナイトクラブ・芝浦GOLDでプレイした経験を持つ。その後も海外を含む数々のクラブでキャリアを積み、2015年1月までDJ DARUMAとともにDEXPISTOLSとして活動。ダンスミュージック界に新たなムーブメントを巻き起こし、アジアを中心に世界へと名を馳せた。現在はShigeoJDとともにFake Eyes Productionとして活動中で、数々の大型フェスにも出演を果たしている。

貪欲に経験をかさね、自分らしい選択をする / DJ MAAR

DJ MAARは、身体を動かすことと、知識を得ることは同じだと言う。新しく手に入るすべてを糧に、力も、感性も、研ぎ澄ましていくのだ。今回、BROOKSのシューズに出会った彼は、どのような選択肢を見つけたのか。自称“ひねくれ者”にとっての走る感覚についてひもとく。

─ ─ 様々なランニングシューズを履かれてきたと思いますが、これまで、BROOKSにはどんな印象を抱いていましたか。

ファッションアイテムとして、ヘリテージのスニーカーが好きだったけど、最新のランニングシューズを履くのは今回が初めてで。2つのモデルを履き比べると言っても「どうせそんなに変わんないんじゃないの?」と、舐めていた部分がありました……(笑)。でも、履いてみたらぜんぜん感覚が違った。

じつは、いまでこそこだわっている音楽のケーブル選びでも、同じような体験をしたことがあって。最初は、ケーブルを変えたところで音が良くなるなんて思っていませんでした。でも、実際に良いものを使ってみると、本当に違ったんです。どんなにきれいな水でも、水道管が汚れていたら美味しくないのと同じなんですよね。それってランニングシューズも同じなんだなって。いろんなシューズが出ているなかでも、やっぱり良いものは良いって素直に感じる。

─ ─ 今回2つのモデルを試して頂きましたが、まずREVELの履き心地はどうでしたか。

REVELは、ニットアッパーが柔らかくフィットして気持ちいい。軽く走りたいときはもちろん、ジムでトレーニングするときにもちょうどいいですね。通気性がよくて、衝撃をしっかり吸収してくれるし、思いっきりトレーニングできそう。すっきりしたデザインで格好いいから、私服に合わせて、仕事中も履いていたいです。

─ ─ 私服に合わせやすいランニングシューズは普段使いに重宝しますよね。では、GHOST 10の履き心地はどうでしたか。

GHOST 10は、推進力がすごくてどんどん加速していく感覚がある。日本人足だから、靴の幅がきつく感じることも多いんですけど、これは自然と馴染みましたね。クッションがしっかりしているので、アスファルトを走るとすぐにヒザが痛くなる俺みたいなひとにも優しいと思う。最近はジムで走ることのほうが多くなっていたけど、これを履いたらまた街を走りたくなりました。

─ ─ 普段ランニングシューズの履き比べはあまりしないと思いますが、今回試してみてどう感じられましたか。

やっぱり、人間本来の力をロスなく発揮するためには、その時々で最適なシューズを選ぶことが大切なんだって実感しました。ひとは、運動でも、仕事でも、コミュニケーションでも、ロスに対してストレスを感じるわけなので。身体のどこかが痛くなるとか、何かがスムーズにいかないとか、そういうロスを少なくするためにも、優れたテクノロジーのもと生まれたシューズに頼っていきたいですね。今回BROOKSのシューズを履いてみて、また新しい感覚を味わえました。

─ ─ 今回BROOKSのランニングシューズを初めて履かれたということですが、発見や驚きはありましたか。

これまでずっと身体を動かして、いろんなシューズを試してきたからこそ気づけた違いがあったと思います。これってすべてに通ずるところがあって、そもそも知識や経験が乏しければ、すばらしいものに出会っても感動できないと思うんです。物事をどうとらえるかは、自分の心のフィルター次第。そこが空っぽだと、なんでも同じように見えてしまいます。今回REVELとGHOST 10を履き比べるという経験が出来たから、BROOKSのランニングシューズのレベルの高さに感動もできました。やっぱり何事も経験。履いてみなければわからない。

─ ─ 最後に、BROOKSのシューズをどんなひとにおすすめしたいか教えてください。

靴に履かれるのでなく、自分が選ぶものにきちんと自信を持っているひとですかね。流行りとかに流されるんじゃなくて。


ランニングってあくまでも相手は自分自身じゃないですか。だから、自分が決めたナンバーワンを目指せばいいと思うんです。たとえば、ナンバーワンに派手な格好をするのでもいい。右へ走れって言われて左に猛ダッシュしても、ナンバーワンになれる。俺自身が世の中を斜めに見ているタイプなので、そういうひとにも履いてもらいたい。ひねくれものなりに結果を出せるような人間でありたいですからね。